ママ行政書士の学ブログ

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ママにもオススメ!行政書士の資格とは?

行政書士の資格をご存知でしょうか?
行政書士は、いわゆる士業の資格の一つで、試験に合格後、行政書士会に登録をすることで、開業をすることができます。
つまり、自分の働きたい働き方で仕事をすることができるということです!

今回は、行政書士の資格試験に関すること、仕事に関することについてご紹介します。

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 1.士業の資格

いわゆる士業には、次の8つの資格があります。
それぞれ専門分野(独占業務)が定められています。

①弁護士
訴訟手続きなど法律事務全般を行うことができます。
「法律のプロ」といえば、弁護士です。士業の中で、最も知名度が高いです。
そのため、士業の資格試験の中でも難易度は最も高く、登録費用等のコストも他士業に比べて多くかかります。

司法書士
登記代理、裁判所・検察庁・法務局に提出する書類作成や、簡易裁判所代理業務などを行うことができます。
司法書士は「登記のプロ」といえます。

行政書士
官公署に提出する書類の作成、権利義務・事実証明に関する書類の作成などを行うことができます。
行政書士は「書類作成のプロ」といえます。

土地家屋調査士
不動産の表示に関する登記申請代理などを行うことができます。
土地家屋調査士は、「不動産のプロ」といえます。

弁理士
特許等に関する特許庁などの機関への手続き代理などを行うことができます。
弁理士は「特許のプロ」といえます。

海事代理士
海事に関する行政機関への申請、届出、登記その他の手続き代理などを行うことができます。
海事代理士は、「海事手続のプロ」といえます。

⑦税理士
税務代理などを行うことができます。会社に顧問税理士がいるケースが多いため、比較的なじみのある士業です。
税理士は「税務のプロ」といえます。

社会保険労務士
労働社会保険諸法令に基づく申請代理などを行うことができます。
会社に顧問社会保険労務士がいて、労働関係の面談等の対応をしている場合もあるため、税理士と同様比較的なじみのある士業といえます。

上記のとおり、各士業にはそれぞれ独占業務があり、他の士業が行った場合、法令違反となり懲戒処分を受けることになります。

 

2.行政書士についてもっと詳しく!

行政書士は、上述の通り「書類作成のプロ」です。
具体的には、建設業や飲食業などの許認可申請書類、契約書、遺言書等の書類を作成することができます。
近年、相続に関する法改正もあって、特に相続や遺言書に関する業務が増得る見込みであるため、人気の職業といえるでしょう。

仕事のスタイルとしては、「行政書士法人に勤務する」又は「個人事務所を開業する」のいずれかです。
一般企業に、顧問行政書士という形ではいられないため、法人に勤務したいという場合は行政書士法人の求人を探すことになります。
ただし、行政書士法人の求人はかなり少ないため、行政書士の9割以上が個人事務所を開業しています。
したがって、自営業という働き方になるため、自由の利く働き方ができるということです。育児や家事とのバランスを取りたいママにとって、働きやすい仕事といえるでしょう。

 

行政書士になるには?

行政書士になるには、国家資格である行政書士試験に合格する必要があります。
行政書士試験は、学歴・年齢・国籍は不問であるため、誰でも受験することができます。
ただし、行政書士試験は年に一度しか行われないこと、また合格率が10~15%と低いことから、それなりの学習時間が必要となります。

行政書士試験を受ける以外に、次の2つの方法で行政書士になることができます。
・弁護士・弁理士公認会計士・税理士の資格を持っている
・行政事務の仕事に公務員として17~20年以上携わったことがある

行政書士試験について

受験料は、7,000円です。

試験科目は法令等5科目(基礎法学、憲法民法行政法、商法)と一般知識等1科目の合計6科目です。
出題形式は、マークシートと記述があり、合計60題が出題されます。
行政書士試験は、「絶対評価」であるため、一定の基準を満たせば必ず合格できます!

試験日は、11月第2日曜日の年1回です。
試験は、13:00~16:00までの長丁場です。
しっかり事前準備をして臨む必要があります!

詳しくは、一般社団法人 行政書士試験研究センターをご覧ください。

 

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