ママの収入アップチャンス！？行政書士の仕事とは？
行政書士と聞いて、どんな仕事をしているかピンと来る方は、おそらく少ないのではないでしょうか？
実際、私が人に会った際には、司法書士さんとよく間違われます（笑）
今回は、行政書士のお仕事についてご紹介します！
育児中のママにもオススメの仕事ですので、1人でも多くの方に魅力を感じていただけると嬉しいです♪
１．行政書士は士業の1つ
弁護士、税理士…など、いわゆる士業は、8つあるといわれています。
行政書士は、その中の1つに含まれます。
8つの士業は、それぞれ専門分野を持っています。
※8つの士業について、知りたい方は以下の記事もご覧になってみてください。
古くから存在する士業
江戸時代、字の読み書きができない人がまだ多くいました。そのような人に代わって、手紙や嘆願書などを作成する「代筆業」が、行政書士という職業の由来であるといわれています。
現在、日本に字の読み書きができない人は、約1％といわれているため、江戸時代の代筆業のような仕事は成り立ちません。しかし、行政書士は「書類作成のプロ」として、今でも必要性のある職業といわれています。
行政書士の専門分野とは？
行政書士の専門分野は、「官公庁への提出書類及び権利義務・事実証明に関する書類の作成、提出手続、行政書士が作成した官公署提出書類に関する行政不服申立て手続き等の代理、作成に伴う相談などに応ずる」とされています。
これを読んでも、何が専門分野なのがよくわかりませんよね…。
行政書士ができる業務
上記の下線を引いている「」内の文章から、行政書士が行える業務をご紹介します。
★「官公署に提出する書類」＝許認可に関する手続き、相談業務
「官公署に提出する書類」とは、許認可等に関するものをいいます。
建設業や飲食業などは、営むにあたって許認可を得なければなりません。この許認可を得る際の書類作成や提出などを、行政書士が行うことができます。
★「権利義務に関する書類」＝契約書や協議書の作成、相談業務
「権利義務に関する書類」とは、契約書や協議書を指します。
例えば、マンションを貸し借りする際の「賃貸借契約書」や、ものを売買する際の「売買契約書」等の契約書や、「離婚協議書」や「遺産分割協議書」等の作成をすることができます。
★「事実証明に関する書類」＝議事録など各種書類等の作成、相談業務
「事実証明に関する書類」とは、社会生活に交渉を有する事項を証明するに足りる文書といわれています。。
例えば、議事録や会計帳簿・貸借対照表、申述書等があります。
上記の他にも、外国人の在留資格、日本国籍取得等の手続き等も行うことができます。
２．具体的な行政書士業務一覧
具体的な行政書士業務について、主なものを以下にまとめます。
行政書士が取り扱うことのできる業務は、8つの士業の中で最多といわれているため、上記にあげたものはごく一部です。
あくまで「主なもの」としてあげています。
３．主婦のおこづかい稼ぎとしての可能性
行政書士の業務を知ったところで、行政書士の主婦のおこづかいとしての可能性を探っていきます。
行政書士を、主婦のおこづかいとして成り立たせることは「可能」です！
副業で、行政書士をやっている方もいます。
ただし、副業や主婦のおこづかいとしてやるなら、一定の業務で効率良くやる必要があります。
以下に具体的な業務をあげます。
①遺言書に係る業務
週末に動けるのならば、遺言作成に係る業務があげられます。
遺言書に関する相談で、約5,000円、自筆証書遺言(遺言書を残したい人本人が作成する遺言書のこと)の作成サポートで、約2～5万、自筆証書遺言の添削で約2万円の収入を得ることができます。
遺言書関連の業務は、新人行政書士にはなかなか案件が来ません。そのため、ある程度稼げるようになるには、数年は専業行政書士として仕事をしなければ難しいといえるでしょう。
②原付バイクの登録業務
原付バイクの登録に係る書類を役所に提出する業務です。
ディーラーさんから依頼が入る可能性があります。
1件当たり、2,000～3,000円程度の収入を得ることができます。1件当たりの単価は低く見えますが、お得意のディーラーさんができれば、定期的に依頼が来る可能性があります。
③車庫証明業務
車庫証明とは、自動車の保管場所を証明する書類のことをいいます。
こちらもディーラーさんから依頼が入る可能性があります。原付バイクと違って、提出場所は警察署です。
1件当たり、5,000円～1万円程度の収入を得ることができます。
こちらもお得意のディーラーさんができれば、定期的に依頼が来る可能性があります
上記以外にも、やり方によって様々な副業、主婦のおこづかい稼ぎの方法が考えられます。
行政書士は、専業でやるにしても、自宅開業が可能なため自由が利きますよ♪
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