【開業準備その2】行政書士事務所の準備
今回のブログ「開業準備その2」は、行政書士事務所の準備についてご紹介します。
行政書士事務所を長く経営していくためにも、事務所の準備はとても重要です。
しっかり準備していきましょう!
1.事務所の名称を決める
行政書士事務所の名称には、一定のルールがあります。以下のリンクをご参照ください。
リンク:日本行政書士会「事務所の名称に関する指針」
こちらのルールを守っていれば、どんな名称をつけてもOK!ということです。
事務所の名称を決めるにあたって、以下の3つポイントを押さえておきましょう。
①上記のルールを守る
②お客様がわかりやすい名称にする
③インターネットで検索したときのことを考えて決める
ちなみに、私は名字がありきたりなため、事務所名にフルネームを入れています。
事務所名にフルネームを入れる場合、「氏名+行政書士事務所」や「行政書士+氏名+事務所」というパターンが多いように感じます。
行政書士の得意分野に関するワードを入れているパターンもあります。例えば、ペット法務に強い行政書士で、事務所名に動物名を入れている先生にお会いしたことがあります。
また、インターネットで検索した際に、ご自身の事務所であることがすぐにわかるような名称にしましょう。
例えば、「鈴木行政書士事務所」という事務所名の場合、その他の検索ワードも入力しなければ、事務所HPの特定が難しいでしょう。
わざわざインターネットで検索してくださるお客様のためにも、他の事務所の判別しやすい名称が良いです。
2.事務所の場所を決める
行政書士事務所を開業するにあたって、「自宅で開業する」のか「賃貸で事務所を借りる」のかを決めます。
事務所の場所をどうするかという議論は、インターネット上ですでに多くされています。そのため、ここでは、あくまで私の意見をお伝えします。
「ご自身のスタイルに合った事務所」で良いと考えております。
行政書士と一言でいっても、様々なライフスタイルの方がいます。昼夜問わずバリバリ働ける方だけでなく、リタイアされている方や、小さい子どもを抱えたママも多くいます。
開業資金の有無や、生活スタイルに合わせて、事務所を場所を決めたら良いと思います。
インターネットで検索していると、「はじめから独立事務所でなければ行政書士として成功しない!」なんて脅かすようなことが書いてありますが、決してそんなことはありません。
独立事務所を持てること、自宅で開業できること、どちらも行政書士の魅力です。
私のお客様は、ほとんどが中小企業です。そのため、お客様が私の事務所にいらっしゃることはほとんどありません。
こちらから面談しに行って、書類等をお預かりすることが100%に近いです。
自宅開業の注意点
自宅開業をする場合には、注意すべき点があります。
自宅が賃貸住宅の場合
自宅が賃貸住宅の場合、事務所として使用するには、所有者の承諾を得る必要があります。
物件によっては、事務所としての使用が認められないケースもあります。
自宅が共有物件の場合
自宅が持ち家であっても、マンション等の共有物件の場合、事務所としての使用が認められないケースがあります。
また、事務所としての使用は認められるけど、看板等の掲示物を禁止しているなどのケースもあるため、事前に確認が必要です。
3.事務所の備品を購入する
所属する都道府県行政書士会によって、新規登録時に、行政書士会の人が事務所の確認に来ることがあるそうです。
ちなみに、私の場合は、事務所のチェックはありませんでしたが、事務所の図面や写真を提出を求められました。
行政書士会へ新規登録を行う際に、以下のものをそろえておきましょう。
□パソコン
□プリンタ(複合機)
□机&イス
□鍵付きキャビネ
□本棚
□固定電話
□FAX
□応接セット
備品が届いたら、事務所にする予定の場所に設置していきましょう。
備品を設置するごとに、事務所らしくなってきます。ワクワク感が半端ないです(笑)
開業すると「一国一城の主」です!ぜひ楽しんで、事務所づくりをなさってみてください♪
次回は、行政書士事務所の開業資金について投稿します。
今回も最後までブログをお読みいただき、誠にありがとうございました。
行政書士の資格を最短で取得するには?
行政書士の資格を短期で取得したい方に、オススメなのは、以下のフォーサイトの行政書士通信講座です。
私自身もこちらで取得しましたし、同期の行政書士にもフォーサイトで取得した方が多くいます。
使いやすいテキスト&問題集で、コスパが最強です!
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村