戦略が重要!行政書士試験の科目別学習法【一般知識等編】
前回のブログにて、法令等5科目の学習法について、ご紹介しました。
今回は、行政書士試験における一般知識等3科目学習法についてご紹介します。
1.行政書士試験の科目と配点の確認
行政書士試験の科目と配点については、前回のブログでもご紹介しましたが、確認のため再度掲載いたします。
行政書士の業務に関し必要な法令等
行政書士の業務に関連する一般知識等
- 政治、経済、社会
- 情報通信・個人情報保護
- 文章理解
それぞれの出題形式や配点は、次のとおりです。
2.行政書士試験の科目別学習法【一般知識等】
政治・経済・社会
択一式で7問(28点)出題されます。
政治、経済、財政、環境、労働、社会保障など、かなり幅広い範囲から出題されます。そのため、学習範囲が絞りにくく、学習がしにくい科目です。
また、受験する年によって、出題傾向が変わることがあります。
2018年の試験では、行政書士の実務的なことが問われる問題が組み込まれ、多くの受験生を苦しませました。
対策としては、日常的にニュースや新聞等に目を通しておくこと、一般知識対策等のテキストや問題集を見ておくことです。
3問取れれば十分です。
情報通信・個人情報保護
択一式で4問(16点)出題されます。
インターネットに関連する法律、個人情報保護法などから出題されます。法律から出題となるため、法令等科目と同様の過去問等の演習が有効です。
受験する年によって、話題のインターネット用語等を問う問題が出題されることがあります。具体的に、「クラウド」という用語や仮想通貨について問う問題が出題されました。ニュースや新聞等で、インターネット関連についても確認しておくとよいでしょう。
できれば3問正解しておきたいところです。
文章理解
択一式で3問(12点)出題されます。
文章を読んで、論理的に理解できているかを問う問題です。つまり、現代文のような問題です。
約1ページほどの文章を読んで、全体の内容を把握しているかを問う問題、空欄補充の問題、論旨を並び替える問題などが出題されます。
得意不得意が分かれる問題です。得意な方は、必ず3問全問正解を狙いましょう。点数を稼げます!苦手な方も、1問は正解したいところです。
対策としては、過去問等の演習をしておきましょう。ただし、他の科目と違って覚えることが何もないため、試験2~3ヶ月前から問題に慣れるための演習をしておく程度で十分です。
今回のブログで、行政書士試験の戦略の立て方までご紹介したかったのですが、長くなって読みにくくなってしまうため、次回ご紹介することとします。
申し訳ございません。
今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!