ママ行政書士の学ブログ

ママ行政書士の日常や資格取得・育児関連の情報提供をするブログです。

【完全公開】育休中のママが一発で行政書士に合格するまで

行政書士は、士業の資格の中の一つで、資格を取得すれば自宅開業が可能です。
つまり、行政書士の資格を取れば、自分の力で「働き方改革」を起こすことができます!
私は育休中に、「仕事に復帰するなら、時間に縛られるサラリーマンはやりたくない!」と一念発起し、行政書士試験の勉強を始めました。結果は、見事一発合格!
今回のブログは、育休中のママが、行政書士試験に一発合格するまでをお届け致します。
育休中で、「何か行動を起こしたい!」とお考えの方、必見です!

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※今回のブログには、あくまで個人的な見解が多く含まれています。
 皆さま、様々な道をたどって行政書士になられています。
 私自身の経験談であることをご了承ください。

1.なぜ「行政書士」なのか?

行政書士の資格は、結婚前から取りたいと考えていた資格でした。
その理由は、次の通りです。

  • これまでの業務経験が活かせること
  • 独立ができること

特に、小さい子どもを抱えた私にとって、2つ目の「独立できること」は、とても魅力的でした。 

行政書士は試験に合格後、行政書士会に登録手続きをすれば、独立が可能です。要件を満たせば、自宅に事務所を構えることもできます。
通勤時間がかからない自宅で仕事ができれば、育児や家事との両立もやりやすいのではないかと感じました。

2.勉強スタイルを選ぶ

行政書士試験に向けて、頑張ってみよう!」と思ったのは、子どもが1歳3か月のときです。
まずはじめに考えたのが、「どうやって行政書士試験の勉強をするか?」でした。

行政書士試験の勉強スタイルについては、以下のブログをご参照ください。

www.mamagyosei.com

当時、まだ授乳もしていたため、「資格の学校に通学する」という選択肢は、即消えました。
通信教育と独学の2択となったため、はじめの2週間程度は、「どちらが今の自分に適しているか」を考える期間となりました。

ジャンルを問わず読書が趣味であるため、独学で自分に合った教材を探して受験する…とはじめは考えていました。
しかし、インターネットで調べているうちに、独学の場合、大量の書籍を購入する必要があるということを知りました。そして、「あれ?もしかして、独学と通信教育ってコスト変わらないんじゃない…?」と気づきました。

それであれば、すぐに勉強を開始できる方が良いのでは?と考え、通信教育を選択するに至りました。

 

3.どの通信教育にするかは決めていた

行政書士 通信教育」とgoogle検索すると、数多くの通信教育が出てきます。
しかし、私はどの通信教育を受けるか、はじめから決めていました。

それは、フォーサイトです。

私は新婚の頃、行政書士試験の勉強を少しやっていました。
このときに使っていたのはユーキャンでした。
ユーキャンを選ぶときに、最後まで迷ったのがフォーサイトでした。
最終的に、「行政書士試験は、初めて勉強するし、大手の通信教育にしよう」と思って、ユーキャンを選択しました。

しかし、この時はすぐに挫折してしまいました。
なぜ挫折してしまったかというと、理由は2つあります。
教材や勉強の進め方が自分に合っていなかったから、行政書士試験に絶対に合格したいと本気で思っていなかったからです。
この時に、「もし、また行政書士の勉強を通信教育ですることがあれば、次はフォーサイトを使ってみたい」と考えていました。

フォーサイト行政書士講座について、もう一度調べなおして、さっそく申込みを行いました。

4.フォーサイトの教材

フォーサイトで、私が申し込んだのは、「基礎講座」「過去問講座」「講義CD」がセットになったものでした。
「講義DVD」の方が、評判が良いようでしたが、「育休中のママにとって、DVDを視聴する時間なんてあるかな?」と感じ、CDを申し込みました。
フォーサイトでは、講義CDのデータをスマホからアクセスすることができたため、とても助けられました。

「基礎講座」は、いわゆる教科書のようなテキストです。
テキスト+CD又はDVDで勉強を進めるよう推奨されています。

「過去問講座」は、その名の通り過去問題集です。
何度も繰り返し解くよう推奨されています。

フォーサイトの教材について、現在、私が受講したときとは教材のセット内容が変わっているようです。もし、気になっている方がいらしたら、以下で最新の教材をご確認ください。

5.本格的に始動!

フォーサイトの教材が届き、行政書士試験の勉強が本格的にスタートしました。
教材が届いたのが12月だったため、私の試験勉強期間は約11ヶ月ありました。

教材が届いてから、はじめに取り組んだことは大まかにスケジュールを作成することでした。

大まかな勉強スケジュール

まず決めたのは、以下の2つだけです。

  • 3~4ヶ月程度で、「基礎講座」を2度完了させる
  • 4月頃からは、「過去問講座」をスタートさせる

この後、「基礎講座」完了時までは比較的順調に進みますが、「過去問講座」に入ると、不安と焦りに駆られる日々が始まります…。

6.過去問が全く解けない…!

「基礎講座」を終えて、「過去問講座」に入った時、一度目の大打撃を受けます…。
「基礎講座」でインプットした知識を「過去問講座」でアウトプットする…はずが、全く解けないのです!
特に、民法行政法会社法がボロボロでした…。
しかし、テキストに記載されているコラムに「過去問ははじめは解けない。繰り返しことが重要。」といった内容が書かれていて、励まされました。
それと同時に、過去問を最低5回は解かないと合格は難しいと痛感します。

 7.商法の正答率が上がらない…!

8月に入り、過去問講座を2回ほど終わらせたころでした。商法が大の苦手で、勉強が苦痛になっていました。
このときに、「いっそのこと商法を捨ててしまおうか…」と考え、フォーサイトへ相談しました。その結果、「現段階でその結果ならば、悪くないため、捨てるのはもったいない。最後まで頑張れ!」という内容の返信をいただき、再び奮起します!

8.最後の2ヶ月の過ごし方

9月の中旬から試験当日までは、「弱点強化」と「記述対策」に注力しました。

私の弱点だったのは、民法の「債権」、行政法の「行政事件訴訟法」です。特に「行政事件訴訟法」は、頻出の分野のため、弱点強化が必須でした。

記述式問題の配点が高いため、「ここで点数を稼ぎたい!」と考えていました。「記述対策」は、過去問を解く→間違えたところの見直しをひたすら繰り返していました。

3回分の模試の結果

教材に、3回分の模試がついていました。
結果は、1回目:不合格、2・3回目:合格でした。
1回目に不合格の結果が出たときに、かなり落ち込み、焦りました。
ここで、「絶対に合格してやる!」とさらに気合いが入ったことも合格につながったと感じます。

9.最後の1週間の過ごし方

このころは、「無事に体調を崩さずに当日を迎えること」に注力していました。
朝は栄養ドリンク、夜寝る前ははちみつレモンを飲んで、体力が落ちないように気を付けていました。
勉強は、「過去問で間違えた回数の多い問題の見直し」を行い、余計なことには手を出さないようにしていました。

10.いざ!試験当日~合格

試験当日は、子どもを主人と義両親にお願いし、会場へ向かいました。
大学受験よりも、ずーっと緊張しました!久しぶりに、手のひらに「人」の字を3回書きました(笑)。
無事に試験を終えたときの手ごたえとしては、「う~ん。合格したかな…。わからない…。」というのが正直なところでした。

帰る途中、多くの人がインターネットで解答速報を見ているようでしたが、「試験をやり切った感」がすごくて、家でおいしいものが食べたくて、急いで帰りました。

翌日、解答速報を見て、合格点に達していることを確認しました。
しかし、合格点に達しているといっても、記述式の点数次第だったため、合格発表日までは、とても長く感じました。
合格発表日に、インターネットで自分の受験番号を見つけたときは、本当に嬉しかったです!

今回のブログ、とても長いですね…。
最後までブログをお読みいただき、誠にありがとうございます!
しっかり目を休めてください。

合格の秘訣なども盛り込みたかったのですが、またの機会に投稿します!

 

 

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